MINI クーパー 5年目 7年目の車検は30万かかる?
MINIクーパー車検は30万かかる?
国産車と比べると、2度目(新車から5年目)、3度目(7年目)の車検代がやや高くなる傾向のMINI。
すべてがドイツや英国というわけではなく様々なパーツが世界中で共有されている現在ですが、設計からやはり交換部品が増えてくるのが欧州車全体に言えるところではあります。
車検費用の内訳は、直す部分が全くない場合は重量税+自賠責保険料+印紙代の5~6万で済みます。
しかし、車検場にそのまま持ち込んで不合格になると結局は整備をするので、点検し故障個所を整備し車検を通すのが一般的です。
車検とは道路を走行する事が出来るかの保安基準の適合確認になります。車検検査項目をクリアすればすべて安心というわけではないのですが、現在はわかりやすいところで警告灯が点灯している時点で検査を受けられません。
資料:国土交通省
資料:MINI警告灯一覧 主な警告灯と対処法
ライト類の切れやトーイン調整、タイヤの擦り切れ具合、シートベルト、警告灯、オイル漏れ、冷却水漏れ等々、目視で確認できるところはすぐに不合格になってしまいます。
MINI車検で高くなる場合
新車購入でメーカー保証がある場合最初の3年目の初回車検は、ある程度消耗品や交換箇所数点で済むと思います。
(MINIは日常車なので走行距離が増えていたり、壊れたところがあれば高くなる可能性はありますが・・・)
1.オイル漏れ
オイル漏れがあるとまずはどこから漏れているかを点検し、漏れている個所を見つけて、オーリングなどの部品を交換という流れになります。
駐車場にオイルが漏れている・・・となるとかなり深刻な状況ではあります。オイルがエンジンに触れて白い煙が出る・・・という状態はマフラーなどに垂れている可能性があり走行が危険な状態です。
オイル漏れ箇所を洗浄し車検を通すという対処法も以前は言われていましたが、根本を修理しないともちろん解決しませんので弊社では行いません。
2.冷却水漏れ
漏れ系は年式が経つと国産車、輸入車全般に発生する事例とは思います。
警告灯点灯などでもよくあることなので、古い車になると見たことがあるかもしれません。
こちらもどこから漏れているか原因を特定し、修理という流れになります。
冷却水が減ると水温が上昇し、最悪の場合エンジンストップが起こり(焼き付き)再始動後の異音や、エンジンが始動できなくなったりと危険です。
応急処置として、添加剤を入れたりLLCを補充し続けるという方法もありますが、あくまでも応急処置です・・・
3.タイヤ交換
これも言うまでもなくわかりやすい箇所ですが、タイヤがつるつるでスリップラインが見える状態になっているともちろん車検は通りません。
タイヤの価格もアジアンタイヤなどもありピンキリではありますが4本替えると値段が結構加算されてしまいます。
車検全般に言えることですが、直す箇所が多いほど高くなってしまいます。また国産車と比べると消耗品も交換パーツも輸入車のほうが高いためトータルで高くはなってしまいます。
MINI車検安くなる場合
1.定期点検
安く抑えるためには、1年点検メンテナンスをすることだと思います。
12か月定期点検は罰則はない物の義務にはなっています。所有の車の保全をすることは所有者の責任ではあります。
(現在走る前に車の周りを見るくらいはしてもオイルチェックをする人はほぼいないと思いますが・・・)
定期メンテナンスをしていれば、早めに瑕疵(かし)がわかるのでもちろん車検の費用も抑えられます。
2.純正以外のOEM品(社外品)などを使用する
ディーラー整備では当然メーカー指定の純正品のみを使用しますが、弊社のような民間工場は箇所によっては社外品を使用することもできます。
弊社は輸入車組合をはじめ実績あるパーツ問屋より仕入れることができます。
点検後、価格を照らし合わせ、お客様のご予算にあわせたお見積をご提案させていただきます。
弊社の車検費用 見積もり
上記の法定費用(5~6万)のほかに、点検料、テスター代、車検代行手数料、トーイン調整及びロービーム光軸調整代、洗浄代、ショートパーツ、産業廃棄物処理代がかかります。
弊社の場合はテスター診断による隠れた瑕疵(かし)の点検、警告灯点灯診断はもちろん、車検検査項目以外の異音やエアコンの効き具合、そのほか気になる箇所の点検も同時可能です。
点検料が割引になる1,2カ月前早期車検予約キャンペーンも行っておりますので、詳細はぜひお問い合わせください。
MINIはクーパーでも3ドア、5ドア、他にはカントリーマン(クロスオーバー)、パフォーマンスグレードのJCW(ジョンクーパーワークス)、過去にはクラブマン(ステーションワゴン型)、ペースマン(3ドアクロスオーバー)、ONE(コンパクト)がありますが重量は1.5t以下区分と変わらないので法定費用は同じです。
※新しく追加された電気自動車モデルは電池の重量があるのか1.5t~区分ですが、初回のみ重量税非課税、2回目以降2万円です。
車検費用合計では、最低限約11万円~
パーツ代、数点が加わると約15、6万円
オイル漏れ等整備個所が増えると20万円以上はいってしまうというところです。
30万円までいくと、オーバーヒートや足回り修理などになると思います。
ミニ車検 よくある質問
Q.本日行ってすぐに車検を通せますか?
弊社は車検検査場に持ち込む認証工場です。
お車をお預かり後、点検→見積もり→打ち合わせ→部品発注→作業→完成検査→お戻しの流れになります。
車検の場合は約1週間~のお預かりになります。
Q.代車はありますか?
代車は複数台用意しておりますが、フル稼働しています。
タイミングによりますので事前に確認、早期予約をお願いします。
Q.お見積をおねがいします
車のコンディションはそれぞれのため、基本的には点検後お見積作成となっています。
ざっくりとしたお答えになりますが、上記の法定費用、基本点検料と合わせ11万円~20、30万円の幅と思います。
さらに板金修理などが入るとプラス数十万と高くなっていきます。
Q.パーツ持ち込みはできますか?
過去にご利用いただいたお客様の場合、一部承る場合もありますが基本的にはお断りさせていただいております。
パーツ自体の不良などもあり、その時は返品が利かなかったりしますのでトラブル防止のためご了承ください。
Q.整備個所の写真などはありますか?
はい。漏れ箇所や足回りの劣化具合などの写真を撮影しお見積と合わせてご提案させていただいております。
異音などは動画で送り異音を確認していただき打ち合わせを行います。
交換前、交換後の写真も撮影しています。
Q.整備代が高いです・・・
他社でのお見積をお持ちいただければ安くできる箇所があるかお見積可能です。
基本的には入庫点検は必要ですが、ぜひおまかせください。
また、お車の買取査定も無料で同時に可能です。輸入車の販売もしているので自動車の買取やお乗り換えもぜひご相談ください。