ドアを開けた時に自動的にルームランプが光る機能が効かないとの修理依頼です。
早速診断を進めていきます。一昔前の車でしたらドアにスイッチがありドアを空けてONになれば電気が流れて電球が点灯するという小学校の理科の実験の様な簡単な回路でしたが、現代の車の制御では全て間にコントロールユニットが入るのでそうはいきません。BMWテスターDISにて実測値を確認、ドアが開いた時に正しい信号がユニットに入力されているか等個別に確認していきます。今回は自動で点灯する機能のメインのON/OFFスイッチが不良でコントロールユニットに認識されていませんでした。
スイッチはルームランプに内臓されているのでランプAssyを交換して作業完了です。
スイッチはルームランプに内臓されているのでランプAssyを交換して作業完了です。
Rに入れてもバックランプが点灯しないとの修理依頼です。
バックランプ不点灯でしたのでまず球切れを疑い確認します。ですが今回はバルブ切れではありませんでした。ここからはBMWテスターのWDSを使用し配線図と電圧を交互に確認しながら原因個所を特定していきます。今回の原因はトランスミッションに付いているバックスイッチ、M/T車の場合はミッションでRを判別しています。スイッチ不良でしたのでスイッチのみを交換して完了です。